オリンピック開催に向けて
2021年7月23日金曜日、コロナ感染症の影響で開催1年延期された「TOKYO2020」オリンピックの開催日である。
本日の新型コロナ感染者数は、開催地東京都で先週金曜日より88人多い1359人と速報値が発表された。
感染者が急増する中でのオリンピック開催に向けて、日本国内では開催に対し賛否両論あるようだが。
報道番組でも、なんとなくだが否定的な意見が多いようにも感じられるのは、私だけだろうか?
「このような状況下で、オリンピックを開催する意義があるのだろうか」と問う声もある。
確かに、と賛同したいとう気持ちもある。
しかし「オリンピック」や「万国博覧会」など世界規模で開催される祭典では、新しい科学や技術が加速度的に進化する。加速度的に進化する科学や技術は私たちの生活にフィードバックされ暮らしを豊かにしてくれる。
また、世界的なパンデミック の状況下で「平和の祭典 オリンピック」を開催できる国はそんなに多くはないのではないだろうか。
たまたま、今回の開催は日本であった。
日本であったからこそ今回「オリンピック」を開催できるのではないだろうか。
私たち日本国民は世界的な感染症の脅威の中でも、世界的な大会を開催できるだけの力を持っていることを誇りに思うべきではないだろうか。
そして、できることなら「オリンピック」開催中に感染症数を減少させることも不可能ではないはずだ。
感染症対策はもう、国民全員が熟知しているはずである。
「マスクをして3密を避け、手指消毒を行う」
国民全員がこのことを2週間、徹底するだけで良いのだ。
本来なら昨年の春、この感染対策を国民全員が徹底していれば、不要に命を落とす人も少なくて済んだはずである。
飲食産業や観光産業の経済的損失も少額で済んだであろう。
さらには、将来の子供達に大きな負の遺産となりかねない、巨額の国家予算を必要とすることはなかった。
世界的にも清潔であると称賛される日本の国民なら必ず出来るのではないだろうか。
このオリンピックの期間に感染者数を減少させアスリートに声援を送る良い機会として、自由の国、日本であるからこそ国民一人一人が自由の国日本を自覚し責任を持って感染症対策への責任と義務を果たし、日本のプライドを掛けた世界大会開催を応援しよう。
そしてできることなら、パラリンピックに出場するアスリートには会場で直接、大きな声援をおくろうではありませんか。